大自然の中の巨大構造物
大自然に佇むクールなダム
飯地町と瑞浪市大湫町境にあるダム。大井ダムの下流に位置し、発電専用に造られた。関西電力カラーの黒ゲートが目を引く。
傾斜が急で険しい渓谷と激流に挑む難工事の末、当時としては最も短い2ヵ年の工期で1936(昭和11)年に完成。作業員の多数が地元採用、名称も笠置山由来で建設基地も笠置町河合に設置、と笠置とのつながりが深い。
日本の近代土木遺産
高さ40.8mの越流型直線重力式コンクリートダム。渓谷とダムによって形成された湖を笠置峡と称し、水墨画のような渓谷美で知られる。
「日本の近代土木遺産~現存する重要な土木構造物2000選 」に選定。発電所の水車発電機は当時の国産では最大級の容量を誇る。
住所 | 〒509-6471 岐阜県瑞浪市大湫町字深山 |