ダム建設物語と雄大な渓谷美
ごつごつとした岩肌をぬう木曽川の急流を、自らの叡智と行動力でせき止めた勇士がいました。
でき上がったダム湖は漫々と水を湛え湖畔の四季とともに訪れる人の心を癒します。
「電力王」福沢桃介
大正時代にダムが建設されるまで、この付近の木曽川は大きな岩がごろごろした急流でした。水力発電には絶好の地形と豊富な水量に着目した「電力王」の福沢桃介は、果敢にもダム建設を試みましたが、度重なる洪水で資料などが流出し、難工事を極めました。
しかし当時の伴侶、川上貞奴の援助が功を奏し、苦難を乗り越えてダムが完成しました。このダムによってできた湖は、漫々と水をたたえ緑美しい県立自然公園として世に知られるようになりました。
「恵那峡」という名前は、大正9年、世界的に有名な地理学者・志賀重昂氏によって命名されたもので、その後多くの文人、文化人に愛される場所となり、恵那峡公園内には記念碑も残されています。
ダム湖左岸の「さざなみ広場」には広場を周遊する散策路があり、湖面を背景に桜、藤、ヤマツツジと四季折々の自然が楽しめます。
渓谷を巡る遊覧船
おみやげ物屋街の乗船場からは、渓谷を巡る遊覧船が発着し、ダム以前の急流を彷彿させる湖畔の奇岩や絶壁が観覧できます。
春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は水鳥が多く集まり、四季を通じて様々な景観を堪能できます。
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春3~5月
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秋9~11月
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冬12~2月
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