全国的に有名なカステラ

カステーラの原型

室町時代末期、ポルトガルの宣教師によりカステーラの製法が日本にやって来ました。日本に伝来した当初のカステーラの製法で、今もなお作り続けているのはここ岩村の菓子屋のみ。
小麦粉、卵、砂糖など昔ながらの材料で作られています。
特徴は銅板造りの小釜を使うこと。1本1本を炭火と同じ300度で上下から高温で焼き上げ風味をそのままに閉じ込めます。更に卵をかき混ぜるときには石臼でゆっくりと行います。すると気泡が小さくなって身が詰まり、卵焼きのような見た目のカステーラに仕上がるのです。

ページの先頭へ