恵那の隠れた特産品

ゆず生産の始まり

笠置町の栃久保地区では、自宅の横にゆずが植えられていました。昔から木曽川の川べりで温度差の少ない気候が、ゆずの生育にはもってこいだったからです。
そこで笠置町まちづくり委員会では、地域振興としてゆずの生産拡大に取り組み、町内の約90戸で800本のゆずを育ててきました。

ゆずの活用

かつて育てられたゆずは各家庭において「ゆべし」や「ゆず湯」にして楽しまれておりました。
その経験をもとに、ゆずを生産するだけでなく加工して付加価値を高めようと、ゆず製品の開発がすすめられます。
カステラやポン酢、コショウ、お茶、みそ、ジュースなどの製品が生まれました。それぞれの商品は無農薬で生産されたゆずの酸味がきいたすっきりした味に仕上がっています。

「捨てるところがない柑橘類」

ゆずは「捨てるところがない柑橘類」と呼ばれ、果肉や果汁だけでなく果皮にも多くの栄養素が含まれております。
ビタミンCはもちろん疲労回復効果があるクエン酸、水溶性食物繊維ペクチンなど体にいいことがたくさんです。

ページの先頭へ