見頃時期:4月上旬~中旬
ハナノキとは
岐阜・愛知・長野・滋賀県のみに分布する日本固有種で、カエデ科カエデ属の落葉樹。
ハナカエデとも呼ばれ、絶滅危惧種Ⅱ類にしてされています。雌雄異株で、葉が出る前に赤い花を咲かせることからこの名が付きました。肥沃な山間の渓谷・森林の湿地を好みます。
恵那市の木
2005(平成17)年に恵那市の木として制定されます。
市内でも特に「岩村町富田のハナノキ」は1922(大正11)年に国の天然記念物に指定されました。この国指定の際には、同町出身の植物学者三好学(みよし まなぶ)博士の貢献が大きくあったそうです。
その他にも市内各所に自生地があり、三郷町亀ヶ沢のハナノキ自生地は県の天然記念物に指定されています。
4月上旬から中旬に開花期となり見頃を迎えますが、秋にも鮮やかに紅葉した姿が楽しめます。