見頃時期:5月中旬
ヒトツバタゴとは
日本において本種は希少種のひとつで、モクセイ科ヒトツバタゴ属の落葉広葉樹。絶滅危惧Ⅱ類 (VU)(環境省レッドリスト)に指定されています。天然での分布域も狭く、長野県、愛知県の木曽川流域、岐阜県東濃地方および長崎県対馬市に自生が確認されています。種子をまいても発芽することは珍しく、3年ほどたってようやく発芽することもあるそうです。
珍奇又は絶滅に瀕した植物であるという理由から、自生地は天然記念物に指定されています。
学名:Chionanthum retusus Lindl.et Paxt
Chionanthumはギリシャ語で雪を指します。
別名を「ナンジャモンジャ」
地元では「ナンジャモンジャ」とも言われ、5月の開花期には木一面に真白な花が咲きます。
あの白い雪の積もったように見える花はなんじゃ?ということで「ナンジャモンジャ」とも呼ばれるようになったとか…。他にもアンニャモンニャ、六道木などとも呼ばれることがあります。
恵那の五月の青い空に白い花が映えます。